sagegreen’s blog

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2011年購入の古いノートパソコンで #Windows11 #レッツノートJ9

旧題[ 2011年購入のノートPCで #Windows11 #レッツノートJ9 ]

いよいよWindows11の正式版が全世界各国の現地時間2021/10/5 0時(?)から配信されました。
私も5日にISOをDLしインストールUSBメモリを作りました。

タイトルにある通り
2010年発売、2011年に購入した Let's note J9 ( CF-J9 ) に
さっそくクリーンインストールしてみました。

news.panasonic.com

Windows11インストールしてみた

スペック

CF-J9NYABHR

intel core i3 370M(2コア4スレッド 2.4Ghz)
メモリ 6GB(2+4GB)
HDD160GB(初期状態)
解像度1366 x 768
wi-fi a/b/g/n
OS windows 7 home premium

と、メモリだけ+4GB増量した、ほぼ買った当時の状態です。
(増量したのも買った当時ですけど(笑)
インストール直後からキーボード入力もトラックパッドも動きます。
無線LANも初期状態で問題なく使えます。
(デバイスマネージャーで確認すると?が付きますが、
たぶんWiMax用のドライバを探せば問題ない・・・?
…テスト環境なので探しませんし、そもそも無い気が…)
あと、J9は合皮のカバーが最初から付いているのですが(ジャケットスタイル)
もう、関節部分近くの合皮が劣化してポロポロ落ちてきて最悪です・・・
たぶんジャケットスタイルは後にも先にもJ9と翌年の後継機のJ10(CF-J10)だけ・・・?
正直軽いしケース不要は良いですが、分厚いのでちょっと取り扱いに困るやつです。笑

インストール

OSはwindows11 homeを選択。
画面の解像度もインストール直後の起動時は文字が大きかったですが、
インストール作業中に何度か自動で再起動する間に、
標準ドライバが入ったのか、途中から問題なく見れるようになりました。
ただ、レッツノートの特有の丸型トラックパッド(ホイールパッド)の、
縁スクロールがそのままでは使えなかったので公式サイトから
wheelpad_v4.04l12m00_j9_1_w732w764_d101149.exe
の、ドライバーをDLしてインストールしました。
これでEdgeでインターネットをするとき等は問題なくスクロールができるようになりました。
ただ、スタートメニューや、[設定]画面内でのスクロールは無理です。
(Windows10でも無理だった…)
(公式ドライバがWin7とXPようしかないのでやりようがないかな…?)

Microsoft アカウントの設定回避

初期設定時にネットに繋がる状態だとマイクロソフトアカウントを登録するのが
homeエディションの場合は必須のように見えます。
ですが、ネットに繋がらない状態にすれば、登録できないのでそのまま進みます。

簡単に使用感を書くと

HDDにインストールしているため、動作がもっさりとしています。
エクスプローラーを開くにしろ、Edgeを開くにしろ、
アプリを開くときに、HDDの時ってこんなにもっさりしてたのか・・・
ってあきれるくらいに待ちます。
これはSSDに変更すれば問題ないですが。
(このノートPCに回すSSDは現状ないですけど・・・)

Edgeでのブラウジングに関して

普通にテキストサイトを読むくらいなら
i3 370Mでも全然問題なく読めます。
タスクマネージャーを見ても、5%以下で動いています。
問題はYoutube
動きのない物だと15%以下
720pで50%
1080p60pで90%
ただ30~40%の動画でもなぜかカクついたり…
ページの変遷時も一瞬90%くらいのCPU使用率になる事でしょうか…
YouTube だけ見る分には問題ないですが、
他にも何か同時に作業しようとするには難しいかもですね。
(ざっくりなので、動画によっても変わると思います)

それと、元々な気もしますが
ファンが全開で回ってるので結構うるさいのと排気が熱いです・・・(笑)
i3 370M と、古いパソコンですが思った以上に動きました。

スタートメニューの変更

大きな変更点としてスタートメニューの位置が中央に来たことが挙がりますが、
これに関しては、慣れの問題かなと思います。
元々スタートメニューを使うのにWinキーを使う人は別に位置が変わっても問題ないと思います。
それでも気になる場合はタスクバー上で右クリックして
「タスクバーの設定」から「タスクバーの動作」→「タスクバーの配置」→「左揃え」で
元のように左側に戻ります。
本格的に使うようになったら、また変わるかも・・・?
(上や左右に移動させる方法も、あるにはあるらしいですが未検証)

それよりも気になったのは
TikTokInstagramFacebook のアプリのショートカットが標準でピン止めされている事です。
(ショートカットの登録のみで、アプリを立ち上げようとするとインストールされる仕組み)
正直勝手に最初からこんなにピン止めしないで欲しい…
ほとんどの物が、そもそも使っていなかったり、
使うならショートカットを覚えていたり、ファンクションキーで呼び出せるので…(笑)
特にインストールのショートカットは、インストール前にインストールの許可くらい聞いてきて欲しい…
そんなわけで、Windows11をインストールしたら
まず初めにいらないアプリのピン止めを外す事でしょうか?

初期インストールアプリ

基本的にはWindows10とそこまで変わりないと思います。
Microsoft Teams が初期導入されていて
Microsoftアカウントでログインしていればすぐに使える状態なのではないでしょうか?
(未ログインで使っているのと、試す相手がいないので未検証)
あとはToDo?
Xbox Game Passもサブスク登録があれば対応作品がPCでできたり?
(当然要求スペックが高くなりますが)

少し戻りますが…

タスクバーにある「検索」「タスクビュー」「ウィジェット」「チャット」の四つは、
タスクバーの設定→「タスクバーの項目」でオン/オフの切り替えができます。
使わない場合はオフにしておいて良いと思います。
私は全部使わないので全部オフにしました。
ウィジェット使う場合はウィジェットのショートカット覚えないと…
(Win+W)

表示が明るくて目がチカチカすると思う場合

デスクトップ上で右クリック→「個人用設定」→「テーマを選択して適用する」で、
好みの設定にすると良いかと思います。
個人的には「Windows (dark)、1イメージ」が良いのかな?っと思います。

新しいショートカット

ウィジェットの物も合わせて何個か追加されたみたいです。
Win+a …音量・明るさ調整やBT、wi-fiのオンオフなど
Win+z …スナップレイアウト…ウィンドウの表示を二・三・四分割をスムーズに行ってくれる。
好みだと思いますが、
FancyZone の方が自由度が高くて個人的にはFancyZoneの方が好きです。
forest.watch.impress.co.jp
お手軽さで言うと、間違いなく新機能のスナップレイアウトの方が誰にでも使いやすそうです。


古いPCへのインストール

インストールの難しさ

注意点を何個か書いてますが、全然難しくないです。
作業時間にして古いパソコンでも、
インストールするためのデータをダウンロードする時間と、
USBメモリを作る時間を除けば、
恐らく30分~1時間程度で終わると思います。
(パソコンのスペックに依存しますが…)

もしUSBメモリを新しく購入する場合は、
OSのインストールのみなら8GBで十分ですし、
インストールUSBを作る途中でUSBメモリーの中身が消去されますが、
インストール後も使う事を考えるなら、
少し大きい容量の物を買っても良いかもです。
国産品が良ければKIOXIA(旧東芝)、
Android等でも使いたかったらType-Cと両用できる物がオススメ。
(最新のPCだとType-Cが付いてるPCも増えましたし。)

インストールの注意(その0追加10月11日)

インストールする前に、必ず大切なデータの予備(コピー)をDVDやBD、
外付のHDDなどに保存しておきましょう。
インストールの失敗時にデータを手放すことになるかもしれません。
失ってからだと取り戻すことは難しいです…

インストールの注意(その1)

本来はSecure Boot と TPM2.0 という二つの要素をクリアしていないと、
インストールできません。
詳しい理由は調べるとすぐに出てくるので省略しますが、古いPCでは通常インストールができません。
もしも古いPCにインストールする場合は
【Windows11 TPM回避】で検索すると方法が出てくると思います。

(下にマイクロソフトのやり方のリンクを載せました)
通常のインストール作業+5分くらいでできると思うので作業自体はとても楽です。
ですが、通常の方法ではないのでメインで使っているPCでしたら、
止めた方が無難だと思います。

インストールの注意(その1-2追加10月11日)

公式で非推奨と前置きをしていますが
非対応PCにインストールする方法を掲載していたので載せておきます。
その前に(故障やセキュリティ面についての)リスクについて
support.microsoft.com

実際の方法
Windows 11 をインストールするその他の方法 】という所です。
support.microsoft.com

インストール補足

(1)レジストリ エディターの開き方はアップグレードの際は
Windowsキーを押し→「regedit.exe」と入力すると、【レジストリエディター】が出てくるので、
それをクリックすれば立ち上がります。(アップグレードの場合はこれでたぶん大丈夫(未検証)
※もしくはWindowsキーとRを同時押しして出てくる「ファイル名を指定して実行」で、
同様に入力しても出てきます。

(2)USBからクリーンインストールする際は
途中でスペック不足ではじかれたら
「Shift+F10」押して黒い画面を出して「regedit.exe」と入力しエンターを押せば出ます。
作業後に、一度戻って、もう一度進むと・・・

インストールの注意(その2)

rufus でISOからインストールUSBを作るときに
パーティション構成をMBRを指定
ターゲットシステムはBIOS
これを間違えて
最近のPC用に、パーティションをGPT、システムをUEFIと選んでしまうと
起動しなくなってもう一度作り直しになって時間の無駄になります。
私が時間を無駄にしたので役に立ててもらえると…
(間違えて作って起動すると、上の設定で作り直してみて!って説明文が出てきます…)

インストールの注意(その3-追加4月22日)

最近の Windows11 のインストールにはネット回線が必須になっているらしいと聞き、
回避方法を調べてみました!
forest.watch.impress.co.jp
結局
Shift + F10 でコマンドプロンプトを起動して、
taskmgr や他のコマンドを入力するようです。
方法も3パターンくらいあるみたいです。
記事を読んだ中だと、タスクマネージャーを開いて作業するのが一番お手軽かなと思います。

rufusについて

rufus.ie
こちらのソフトを使う事により、ダウンロードしたISOからインストールUSBを作ることができます。
だいたい10分くらいで作れたと思います。
ただ、使うUSBにより読み書きの速度が異なるので、
早くても遅くても100%になるまで焦らずにいましょう。
ちなみに私はインストール不要のポータブル版を使いました。

BIOSへの入り方。(4月9日追加)

rufus でインストール用USBメモリを作成後、
インストールするためにはBIOSと呼ばれる画面に入り、
ほんの少し設定を変えなければなりません。
(※説明書ではセットアップユーティリティーと記載されています。)

レッツノート(J9)のBIOSへのアクセスは、
電源ボタンを押してPanasonicのロゴが表示されている間に、
[F2]もしくは[Del]キーを押すことで入れます。

ここでもし、パスワードが設定されている場合は、
設定を変更できないのでパスワードを入力してください。

BIOS画面では、矢印キーで操作ができるので、
[起動]に合わせ[起動オプション優先度]を変更します。
[起動オプション #1]を選択し[Enter]を押し、
[USBハードディスク]を選択し[Enter]を押します。
念のため[起動オプション #2]に[USBフロッピー]を
設定しておいても良いかもしれません。
(2度手間も面倒なので上部全てにUSB関係を私は設定しています。)
(実験機なのでCDやUSB経由で時々OSを書き換えているので…)

Windows11のISOのダウンロード(追加11月9日)

Windows 11 をダウンロードする
こちらのリンク先から3つ目の
Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする
ダウンロードを選択→【Windows11】 を選択
ダウンロードボタンをクリック。
5GBくらいなので、少し待ちましょう。
※今のパソコンをそのままにしておきたい場合↓
中身のHDD(SSD)が交換できる場合は、
もう一つHDD or SSDとWindows11のDSP版(ページ下部にリンク有)を購入して
インストールするのも良いと思います。
余分な出費はありますが、不都合があった場合は
HDD or SSD を交換すれば即元の状態に戻せます。
(公式アップデートでも、巻き戻し機能はありますが、
巻き戻しにもしも失敗した時の事を考えると、
巻き戻し機能に頼るより交換した方が確実なので)


近い年に発売された旧レッツノートの型番(22年4月9日追加)

2009年発売
CF-R8、CF-N8、CF-T8、CF-S8、CF-W8、CF-F8、CF-Y8

2010年発売
CF-R9、CF-N9、CF-S9、CF-F9、CF-J9(はココ)

2011年発売
CF-J10、CF-N10、CF-S10、CF-B10、CF-F10、CF-C1

恐らくですが…
これらの年代の型番ならほぼ同様の方法で入れられるのではないでしょうか…?
CPUが Core i〇 3〇〇〇 あたりまでなら、ほぼ同じなのではと思います。

そもそもTPMって?

TPM が有効化されていると強力な暗号化でPC 内のデータが守れると思えばよいのかな?っと思います。
(BitLocker ですね)
それとSecure Boot が有効化されているとLinux系 のOSが使えなくなり、
より盗難被害などにあっても、データを守れると思えば良いと思います。
(UEFI の設定変更にもパスワードをかけておく必要がありますが…)
ざっくり調べただけなので間違ってたらごめんなさい。

ちなみにそれだとパソコンが壊れた時にデータを取り出せなくなって困るので
Microsoft アカウントTPMの暗号情報を保存しておいて
別のPCから救出できる状態にしておけるようにしておくと良いみたいです。
(暗号情報を印刷しておくこともできるみたいですが…)

そのため、 Windows10 あたりからゆっくりと
Microsoft アカウントが必要だから作ってください!って言ってたのかなぁっと思います。
( BitLocker 自体はWindows Vista時代からあったみたいですが…
Win8.1より前は記憶もだいぶあやふや。。。)

BitLocker の機能を使わなくても
これを機にMicrosoftアカウントを作っても良いのかなと思います。


参考
BitLocker の復旧手順(事前に鍵のバックアップ必須)
kimamalab.azurewebsites.net
pandaignis.com

pc.watch.impress.co.jp



普通にお家で使う場合はHome版で問題ないです。

会社で使う場合はこちらの方が良いかもしれません。(Homeより少し多機能)






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