sagegreen’s blog

カラーコードは#88A476。自分用のメモ書き。

#シン・ウルトラマン 映画レビュー

2022年5月13日劇場公開


映画『シン・ウルトラマン』早くも配信決定!Prime Videoにて2022年11月18日(金)0時より – 円谷ステーション – ウルトラマン、円谷プロ公式サイト

11月18日の配信開始から少し遅ればせながらシン・ウルトラマンをみました。
正直ちょっと期待外れと言うか、
一言で言うと…
ウルトラマンの皮でシン・ゴジラを再度やっただけでは?
っというのが第一印象です。

『これは「シン」シリーズです。』と言われたら、
なるほど。っとなりますが、
私は、あくまでメインは「ウルトラマン」だと思っていたので、ちょっと期待外れ。
(予告等は一切見ずに視聴したのでそれも悪かったのかもですが)

正直見たかったのは、
庵野監督」が作る「子供向け」の「プロレス要素のある」「ウルトラマン」だったので、
これはこれでアリだけど…これを見ても監督ファンや大人にウケるだけで、
子供にはウケないのでは…?っとどうしても感じてしまいました。

初代ウルトラマン(1966年)が題材なんだから、
62歳前後(1960年生)がメインターゲットですと言われたら何も言えませんが。
ウルトラマンのメインターゲットは子供では?っと思うと、
ちょっと期待してたのと違ったなぁっと。

平成ゴジラに関しては、子供向けの怪獣プロレス映画だったかもしれませんが、
初代ゴジラは、反戦等の風刺要素のある映画だったと思います。
なので、シン・ゴジラで政治家がたくさん出てきても違和感なく楽しめましたが、
ウルトラマンで政治家がたくさん出てくるのは違和感を感じてしまいました。
(シン・仮面ライダーも予告未視聴ですが同じく政治家役沢山だすのかな?)
そもそも政治的な要素もすでにシン・ゴジラで使った後なので、
「またそれ?」っとなってしまいました。
エヴァ」等のシリーズ内でやるなら納得ですが、別作品で同じことを繰り返しても…
味と捉えるか、シン・ゴジラの再演と捉えるか……

見る前に期待した作品ではないですが、
映画単体としてみると、しっかり作られているなと思います。

人間と融合したウルトラマンが、相棒(バディ)、集団、人間、科学について、
たくさんの本を一生懸命読み理解していく下りなどは、
外星人として地球人を必死に理解しようとしているのだなぁっというのが伝わってきました。
(異世界転生物のような、最初から知識アリ展開ではないのは庵野監督だなっと。
知識が最初からあっても悪いってわけでもないですけど。)

またウルトラマンよりも先に地球にたどり着いていたという、
メフィラス星人は地球(日本)文化を日本人と融合したウルトラマンよりも理解していて、
それが逆に不気味さを演出していて面白いなと思いました。
(ぽんぽん諺が出てくるってどれだけ異星人の文化を学んだんだろう…)

最後の戦いも(絵面は別として)総力戦感がしっかりと出ていて、
この辺りは「庵野監督」らしさだなぁっと思います。
ただ、二時間の枠に無理に収めようとしているので、ちょっともったいなく感じたりも…

なので、「ウルトラマン」として見ると微妙ですが、
庵野映画」の1つとして見る分にはよいのかなっと思いました。






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