実際に塗装をしたのは
もう一週間ちょっと前になるので覚えている範囲で行ったことを……
天板のサンディングと塗装
本題に入る前にちょっとしたポイントを
紙やすり
・紙やすりは、28x21cmくらいで売られているので、
7cmずつの4等分に縦長(7x21cm)に切り分けておくと便利。
切り分けるときは、刃物を傷めずに済むから定規の背を使う。
(特に#150、#240、#400、ハンドサンダーの市販品もたぶん7cm幅)
消耗品
・良いマスクは喉を救う。喉を守るとご飯がおいしい。
(切実、マスクを買いに走ることになった)
・保護メガネのくもり止めをしたい。
(今回は100均のくもり止め機能付きメガネ拭きで我慢)
・マスキングや養生で、品質と掃除のめんどくささが変わる。
ざっくりな流れ
両面と側面をやする>表面を決める>表面の手元と壁側を決める>
手元に来るとこの面取りを入念に行う>
裏面を塗装する>表面を塗装する>表面に仕上げのトップコートを塗る
※面取りは手前以外はクランプのくる可能性があるので省略しました。
浮かせる
液だれが絶対あるので、余分なペンキは天板の下に、木などを置いて、
スペースを作って浮かせて、マスカーで養生している部分に落としましょう。
「=」の字に長めの木材を置いたり、上下に「ハ」の字を木材で作って置く。
(床と天板が密着すると、そこにインクが浸透してしまう)
用意した道具
別記事で値段は省略してるので、ほんとに品名だけ。
ベルトサンダー | →オービットサンダーがオススメ | |
ブラックアンドデッカー KA3000 | KA3000用アタッチメント | |
ベルトサンダー用消しゴム | 替えベルト(#40#80#120#240) | |
ハンドサンダー(自作) | ||
7x15くらい | ||
紙やすり | ||
#150 | #240 | #400 |
#600 | #800 | #1000 |
木工やすり? | ||
シントー のこやすりS型 | ||
塗装道具 | ||
スポンジソフト8p | フードパックLL 3p | |
使い捨てゴム手袋100枚入り | ||
その他 | ||
18mm マスキングテープ | DIY作業マスク | 作業台 |
養生テープ 50mm | マスカー100cm x2m | 保護メガネ |
ブルーシート | ソフト耳栓 | |
作業用ゴム手袋(黒) | コードレス掃除機 | |
(白い軍手の方がオススメ) | ||
ペンキ | ターナーミルクペイントシリーズ | |
スノーホワイト 450ml | スノーホワイト 200ml | |
インクブラック 200ml | トップコート 200ml |
実際の流れ
1-11.塗装準備の研磨
1.少し濡れた布巾を用意して表面を拭いて毛羽立たせる。少し乾燥するのを待つ。
2.集成材の表面がきれいだったのでベルトサンダーに#240を付けてサンディング(やすり掛け)
ただ、思ったほど傷が消えなかったので、すぐに付属してた#120に戻した。
#120で見えている面をやする。
・側面もやろうとしたんですが、パワーが強くて欠けてしまったので、
側面はベルトサンダーは断念。(やり方の問題かも・・・?)
(この点を踏まえてランダムオービットサンダーが良いかも……)
3.ハンドサンダーで気になる場所と側面を#150でやする。
(側面の節の部分はもっと粗い番手からやればよかったかも・・・)
4.ベルトサンダーで#240で、また一面やする。
5.ハンドサンダーで気になる場所と側面を#240でやする。
(節の所が多少ざらついたんですが無視・・・)
7.ひっくり返して、同じことの繰り返し。
少し濡れた布巾で表面を拭いて毛羽立たせる
#120ベルトサンダーで広い面
#150ハンドサンダーで細かい場所と、側面
#240ベルトサンダーで広い面
#240ハンドサンダーで細かい場所と、側面
8.角をのこぎりで落として、さらに、のこやすりでやすって
ハンドサンダーでやすって、紙やすりのみで寒風摩擦する感じで仕上げる。
9.両面を見比べて表面を決める。
10.表面の手前と、奥を決める。
11.手前の面取りを、のこやすりとハンドサンダーで入念におこなう。
(残りの側面と壁側は省略)
(トリマーを用意してボーズ面にしたかった・・・)
12-15.裏面の塗装
12.裏面から塗装をするので、その前に表面の端に
マスキングテープをぐるっと一周貼る。
これによって、裏面を塗った時に液だれしたのが付着するのを防ぐ。
※塗装することにより、木が反るのを少し防げるらしいので塗装します。
13.裏返して、裏面になるほうを向ける。
濡れた布巾で木くずをふき取り、乾拭き、乾燥させ、裏面と側面を塗装をする。
・原液のまま塗装できると書いてあったので、原液のまま使いました。
ですが、実際にはほんの少し薄めて二度目を原液で塗る方がうまくいくと思います。
・私はグレーにしたかったのですが、もし、もう一度グレーに塗るなら、
一度目は黒を、原液1:水9くらいに薄め(もっと希釈するかも)て一度塗り、
乾いたら#240でやすって、濡れた布巾で拭いて、
原液を混ぜて作ったグレーで塗ってみたいです。
14.裏面を塗り、乾いたら
#400のハンドサンダーで軽くさっとやする。
(今回裏面は一度塗りなので塗膜がそこまで厚くないので軽くやする)
どうしても毛羽立ったり、ぶつっとした所がでてきますので、
そこだけ指の腹で面を作ってピンポイントにやする。
仮に木肌が露出しても裏なので・・・
15.表を向けるまえにマスキングテープをぐるっと一周貼る。
16-20.表面の塗装
16.ひっくり返して表にする。
17.これから塗るのに邪魔になる面の、液だれ防止のマスキングテープをはがす。
18.私は省略してしまいましたが
このタイミングで、木工パテを傷やへこみに塗って研磨して凹凸を均すと良いみたいです。
19.基本的には裏面の塗装と同じです。
・濡れた布巾で拭いて、(希釈した方が良かった)ペンキを表面と側面に塗って、
#400のハンドサンダーでやすります。
20.自分が納得いく肌触りになるまで19を繰り返す。
私は3回塗る、やする、を繰り返しました。
なので、裏面1回、表面3回、側面は4回ペンキで塗った事になります。
21-23.トップコート、完成
(ミルクペイントのニスみたいなものといえば良いのでしょうか?)
21.二回塗るつもりで、最初トップコートも原液で使ってましたが、
明らかに減りが早すぎたので、
トップコート一回目のデスクの1/3くらい塗った段階で、
希釈することに路線変更しました。
ほんの少しの水(10%)で明らかに伸びが全然違いすぎて笑いました。
22.全体を塗り、乾いたら#600のハンドサンダーで、さっとやすりがけ。
23.濡れた布巾で拭いて、同じことの繰り返し。
希釈して伸びが良い分、塗膜が薄いだろうと思い、さらに二回塗りました。
間は#800でやすり、三回目が塗り終えた時は#1000でやすって完成です。
結構疲れます。
何が疲れるって待つのに疲れます。
拭く→塗る→1~3時間乾かす→やする→
拭く→塗る→1~3時間乾かす→やする→
拭く→・・・
やするのはやするので腕が痛くなりますが、
電動サンダーで一番大変な広い面はやったので、
たぶん楽だと思います。
そうなると乾燥するのを待つのが面倒です。
ただ、待たないとインクのひび割れの原因になるらしいので、
焦らない方が良いみたいです。
あとは地べたで作業するのは絶対やめた方が良いです。
腰が死にます。
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